発表言語 |
日本語 |
発表タイトル |
エダコモンサンゴ由来アラゴナイトを足場として応用した正常皮膚線維芽細胞の長期培養 |
学会名 |
日本バイオマテリアル学会第11回関西若手研究発表会 |
発表形式 |
ポスター掲示 |
発表者・共同発表者 |
岡村 友玄, 富永 和也, 和唐 雅博, 今井 弘一, 西川 哲成, 田中 昭男 |
発表年月 |
2016/08/06 |
開催地 |
神戸市 |
学会抄録 |
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概要 |
サンゴは骨補填材の一つとして広く知られている多孔性材料である。生体内にサンゴを埋入すると、内腔に間葉組織および毛細血管が形成される。ついで破骨細胞によりサンゴ外骨格が吸収され、サンゴの内腔に新たに骨組織が添加されてサンゴ外骨格は骨組織と置換する。細胞外基質であるコラーゲン線維は毛細血管の足場として機能し、血管新生における重要な要素となる。しかし、エダコモンサンゴを培養線維芽細胞に添加した時の細胞反応は知られていない。そこで、今回我々はエダコモンサンゴ由来炭酸カルシウムを足場としてヒト正常皮膚線維芽細胞を培養し、線維芽細胞の形態学的評価を走査型電子顕微鏡(SEM)で、細胞増殖能を生化学的に検討し、コラーゲン線維量を定量し足場材料としての有用性を評価した |