論文種別 |
原著 |
記述言語 |
和文 |
表題 |
臨床見学実習前後における歯科衛生士学校学生の不安傾向と睡眠調査 State-Trait Anxiety Inventory(STAI)とPittsburgh Sleep Quality Index(PSQI)による分析 |
掲載誌名 |
日本口腔診断学会雑誌
(ISSN:09149694) |
巻(号):頁 |
36(1):18 |
著者・共著者名 |
大西 明雄, 菊池 優子, 米田 護, 樋口 恭子, 辰巳 浩隆 |
発行年月 |
2023/02 |
概要 |
2015~2016年度に本学の臨床見学実習を受講した歯科衛生士科学生105名を対象とし、実習前日にSTAIとPSQIを用いた調査、実習後にSTAI調査を再度行い、不安と睡眠の関係について検討するとともに、実習前後における不安の変化について検討した。PSQI調査の結果、半数以上の学生が睡眠に何らかの問題を抱えていることが明らかになった。STAI調査の結果、睡眠に問題のある学生は特性不安が高いことが明らかになった。実習前後の不安変化については、状態不安は実習前に比べて実習後に平均値が低下していたのに対し、特性不安の平均値はあまり変化していなかった。状態不安・特性不安とPSQIの各コンポーネントとの相関関係について検討した結果、実習前の状態不安と「入眠時間」「睡眠時間」「睡眠効率」との間に有意な相関が認められ、実習後の状態不安と「睡眠の質」「睡眠時間」との間に有意な相関、特性不安(実習前後平均)と「睡眠の質」「入眠時間」「睡眠時間」「日中覚醒困難」との間に有意な相関が認められた。 |
DOI |
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