大阪歯科大学 教員情報 | |
論文種別 | その他 |
記述言語 | 和文 |
表題 | 高齢の統合失調症患者が超長期入院生活の中で見出す楽しみの模索 |
掲載誌名 | 日本赤十字広島看護大学紀要 |
巻(号):頁 | 15:95 |
著者・共著者名 | 梶川 拓馬, 前田一敏, 桑本康生 |
発行年月 | 2015/03 |
概要 | 本研究の目的は、高齢の統合失調症患者が超長期入院生活の中で何を楽しみとして日々を生きているのかを明らかにすることとした。研究方法は記述的探索的デザインとした。対象者は、民間精神科病院に入院する65歳以上の統合失調症患者であり、入院期間が10年以上にわたり継続して現在に至る人達を対象とした。半構成的面接法を用いて、ありのままの言葉で楽しみについて語って頂いた結果、3つのカテゴリーと7つのサブカテゴリーが見出された。統合失調症患者は、《懐かしさに感じる心の安寧》、《病棟生活の中でつくりあげる夢見心地》、《他者とともに過ごす時間の交流》から楽しみをつくりあげている事が明らかとなった。 |
DOI |
|