| 大阪歯科大学 教員情報 | |
| 論文種別 | 原著 |
| 記述言語 | 和文 |
| 表題 | 化学療法を受ける入院患者に対する排便日誌を用いた排便セルフマネジメントの効果 |
| 掲載誌名 | 日本看護学会論文集 :慢性期看護 |
| 巻(号):頁 | 49:51 |
| 著者・共著者名 | 大山 末美 |
| 発行年月 | 2019/03 |
| 概要 | 化学療法を受けているがん患者が排便日誌記載と下剤調節シートを利用することで排便セルフマネジメントへつながっているか検討した。6名の化学療法を受けているがん患者に対し,国立がん情報サビスが提要している「下剤調節シート」と排便日時,便の性状,便の量,下剤の内服日時,下剤の種類が記載できるシトを使用した。便の性状は客観的評価ができるようにブリストルスケールを用いた。<排便日誌を毎日つけた>は5名(71%),<下剤調節シートを用いて便の確認をした>は4名(57%),<下剤調節をした頻度>は毎日・だいたいが4名(57%),あまり・全くは3名(43%)であった。「排便日誌は1日の排便量が把握しやすかった」「医療者へ自身の排便量や性状を伝えやすかった」などの意見もあり,排便日誌を毎日つけた方は5名,調査終了後も続けて使用されてた。下剤調節シートは下剤調節の参考となり特に治療開始早期の患者にとっては薬剤調整に関するセルフマネジメントの獲得の一助となることが示唆された |
| DOI |
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