| 大阪歯科大学 教員情報 | |
| 論文種別 | 原著 |
| 記述言語 | 和文 |
| 表題 | ALS患者のコミュニケーション機器導入の実際と促進する要因に関する文献検討 |
| 掲載誌名 | 日本難病看護学会誌 |
| 巻(号):頁 | 25(2):173 |
| 著者・共著者名 | 大山 末美 |
| 発行年月 | 2020/12 |
| 概要 | ALS患者のコミュニケーション機器導入の実際と促進する要因を明らかにする目的で,1992年から2019年に発表された研究論文について電子データベースによる検索を行い,34件の文献を分類・整理した。ALS患者のコミュニケーション機器導入では,患者・家族のコミュニケーションニーズの把握,病気の進行を踏まえた身体機能の評価,残存する身体機能とニーズに沿ったコミュニケーション機器の選択,補装具の申請サポート,操作スイッチ・センサーの調整,患者・家族への操作指導が行われていた。また,機器導入を促進する要因として,コミュニケションに対する明確な目的がある,病状が安定している,支援者が存在する,タイムリーな介入が受けられる,身体機能に応じたコミュニケーション機器が開発されていることが挙げられた。今後,看護師が行う機器導入に向けた支援の明確化とその効果を検証していく必要性が示唆された。 |
| DOI |
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